先生との相性が合わない事が原因で不登校に
先生の指導の仕方や性格などが合わず不登校に
例えば、先生が叱咤激励タイプで、お子さんがけなされることにとても弱く褒めて伸びるタイプだった場合・・・
先生はよかれと思ってプレッシャーをかけていることが、受け止められず、心が病んでしまって立ち直れないことがあったりします。あるいは、先生の性格が細かいことを気にしない大雑把な性格で、お子さんがものすごく過敏で細かいことが気になる性格だった場合・・・
先生のちょっとした何気ない言動に傷つき、不登校の原因になってしまうことがあります。
先生が協力的ではないケース
例えば、いじめひとつとっても、先生から見ているとただふざけているだけ、親や子どもが過剰なだけと捉え、お子さん自身は困っているのにそれを積極的に対応してくれない場合、学校に行けなくなってしまうことがあります。
積極的に先生が力になってあげようというという姿勢がないと、再登校は難しいかもしれません。
先生との相性が原因の不登校への対応法
1 スクールカウンセラーや管理職など他の先生に協力を募る
どのクラスも先生のカラーが出たクラスとなることが多いです。
そして、そのクラスのカラーを保護者の方がお子さんのためにと申し出ても変更できることは少なく、また逆に反感をもたれてしまうこともあります。
そのため、学校のスクールカウンセラーや副校長先生、校長先生などに相談し、そこから話を持っていってもらうと良いかもしれません。
スクールカウンセラーについていうと、そのカウンセラーが何か権限を持って動かすことは難しいとは思います。
でも、カウンセラーに間に入ってもらって仲をうまくとりもってもらうことは可能です。
あるいは副校長先生など管理職のような立場の人にうまく担任の先生に伝えてもらって、お子さんが学校に行きやすい雰囲気を作ってもらうのも手だと思います。
2 カウンセリングでコミュニケーションスキルを身に着ける
たとえ、どんなに学校内に環境を変えてもらっても、根本のお子さんの性格をなんとかすりあわせていかないと、これから出ていく社会に適応するのは難しいですよね。
もちろん、性格を完全に変えることは難しいです。
でも、物事の捉え方、考え方、視点を変えることで、お子さんの性格を適応できるように変えることは可能です。
そのために、自分のストレスを緩和させるためにカウンセリングを受け、またそのカウンセリングの場でコミュニケーションスキルをあげる方法を模索したり、物事の捉え方を変えるような練習を行うと効果的です。
学校のカウンセリングだけでなく、自治体の臨床心理士による相談、クリニックや病院など、自分に合ったカウンセラーをみつけると良いと思います。
カウンセラーも相性ですので、いろいろ受けてみるといいかと思います。
また、認知行動療法を取り入れているカウンセリングも物事の捉え方を変えるのに役立つので、探してみると良いでしょう。
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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