離婚した事が不登校の原因の一つに

離婚によって生じる不安定さ、寂しさが原因で不登校になることがあります。

 

離婚による子供への負担

ご両親の離婚は、大人が思っている以上にお子さんに負担がかかっています。もちろん、ひどい夫婦喧嘩を毎日のように見せつけられているよりは、離婚して、そのような場面を見なくて済む方がお子さんのメンタルにとっては重要です。

 

しかしそうはいっても、お子さんにとっては、選んだ方側、あるいは選ばされた方の親と暮らすことになります。それは、お子さんにとっては自分の片腕がきかなくなったような不安定さを感じることになります。

 

また、離れて暮らすもうひとりの親を大切に感じていることも多くありますので、寂しさや悲しさでいっぱいのこともあります。

 

元気に振る舞ってるように見えても・・・

最初は空元気に見えていても実はひどく傷ついていて、突如学校に行けなくなってしまうことがあります。

 

親御さんが離婚されたお子さんで、妙に学校で元気に振舞っているお子さんはよくいるのですが、本来は親や先生に心配させまい、と頑張っていることが多々あるんです。

離婚が原因の不登校への対応法は?

カウンセリングで溜め込んだ気持ちを外に出す

日々のストレス、誰にも言えないストレスをためこんでいては中々前に進めません。

 

そこで、学校のカウンセラーでもいいですし、近くの病院やクリニック、教育センターなどの自治体の心理相談でも構いません。

 

お子さんが誰の目も気にせず思いっきり吐き出せる場を与えてあげてください。最初は心を開けなくても、カウンセリングを受けていくうちに、だんだんと心がほぐれてきて、学校にも少しずつ関心が持てるようになるかもしれません。

 

可能であれば離れて暮らす親とも円満に会えるようにする

一緒に暮らすことは無理でも、お子さんにとっての本来の家族をないものとするのは逆効果です。可能であれば例えば、子どもの行事などには顔を出してもらってその時はみんなで円満に過ごせると効果的です。

 

また、お子さんだけ定期的に片方の親に会えるようにする機会を設けるなどすると、お子さんの気持ちも楽になります。隠れて会ったり、会いたいという気持ちを抑えるのはかなりのストレスになりますので、最初のうちは親が設定してあげるといいです。

 

DVでない場合以外はとても効果的な方法の一つです。

 

このような感じで、お子さんの気持ちも徐々に元気になれば再登校できるようになることは多々あります。

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