学校でのいじめや友人関係のトラブルからの不登校が原因の場合
不登校の原因として、いじめや友人関係のトラブルは多い
いじめは色々なパターンがありますが、結局は先生や大人が見ていないところで陰湿に行われることが多いです。
しかもそのいじめをしている側がいじめだと認識していることもあればそうでないこともあります。
無理をしているケースも
しかし、されている方からするとちょっとした些細なからかわれでもいじめと認識しているケースもありますし、相当なひどいいじめを受けていても親などに心配かけまいと無理をしていじめを受け続けている場合もあります。
また、ちょっとした友だちとのトラブルが原因で友だちから無視されたり、ちょっと疎遠な感じになったりすると学校に行きづらくなり、結果として不登校になってしまうケースもあります。
思春期は友だちの優先順位がとても高いのです。そのため、それがうまくいかないと人生終わり、くらい子どもは思いつめるので、たかがいじめ、けんか、と捉えず、慎重に対応する必要があります。
いじめや友人とのトラブルが原因の不登校への対応
1 無理に学校に行かせない
親として、このまま学校を休んでいたら進路が心配、引きこもりにならないか心配、勉強が遅れないかと心配しており、少しでも学校に復帰できるように対策されているかと思います。
もちろん、それは悪いことではありませんし、そう思っても当然です。
でも、一番大切なのは、本人の命です。それこそ無理に学校に行ってうつ病になり、自殺なんて最悪な自体になるのであれば、もう取り返しはつきません。
お子さんがいじめと認識し、学校に行きたくない、と不登校に陥っているならば、もう学校には無理に行かせてはいけません。
2 生活スタイルだけは整える
そうはいっても一日好きなようにさせておくのも問題です。
ただし、うつ病あるいはうつになりかけの時は好きなようにしばらくは休養メインで好きなようにさせておくことが大切です。
朝は決まった時間に起きて食事も三食だいたいの時間を決めて食べさせ、寝る時間も一定にするなど、なるべく生活スタイルを整え、脳内の神経伝達物質の分泌を乱れないようにすることが大切です。
3 勉強、友人関係は学校以外のところで補う
勉強の遅れは適応指導教室や個別の塾、家庭教師などにお願いし、友だち関係も習い事や同じような子どもたちの集まりなどに出向いたりして他の所で作ればいい、決して学校じゃないとできない、ということは最近ではあまりなくなってきています。
本人の気が向けば適応指導教室など、学校以外の教育機関に行くのも良いでしょう。
ちょっとした友人関係のトラブルで、お子さんは学校に戻りたいと思っている場合は、先生などにお願いして次のクラス替えなどで離してもらうことを提案しても良いかと思います。
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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