人生のストーリーを考える
交流分析
心理療法の中に、交流分析というのがあります。
そこでは多かれ少なかれほとんどの人が、0歳から6歳くらいまでの間に、両親との関係性において子供の中に禁止令が生まれそれがその後の人生に影響すると考えられています。
その禁止令とは
1.存在してはいけない
2.男(女)であってはいけない
3.子供のように、楽しんではいけない
4.成長してはいけない
5.成功してはいけない
6.実行してはいけない
7.決断してはいけない
8.仲間入りをしてはいけない
9.愛してはいけない、信用してはいけない
10.健康であってはいけない
11.創造的発想をしてはいけない
12.感情や欲求を感じてはいけない
などがあります。
その禁止令によって、人は脚本を描き、それを演じてしまい、それが現実としてうまくいかなかったり、幸せになれない原因になっていることがあります。
誰もがストーリーを変えていける力を持っている
大切なことは、その時の親子関係に問題があるという見方をするのではなく、誰もが程度の差はあれ必ず持っているものであり
自分の禁止を知ることによって積極的に自分自身の人生のストーリーを変えていくという姿勢です。
やり方は、上の12個の中に、自分の中に禁止がかかっているものをピックアップしていってください。いくつピックアップしてもかまいません。
そしてその後、理想の両親を描き、その両親から禁止がかかっている子供が主人公で、両親から本当に心から愛し、受け入れてもらえる童話を書いてください。
例えば、むかしむかし、あるところに、○○という女の子がいました。その子は・・・という出だしから始めてもかまいません。
その童話を書いて、読んでみて、どうでしたでしょうか。初めはぴんとこないかもしれませんが、効果があるので是非チャレンジしてみてください。
本当は誰もが、自分自身の人生のストーリーを変えていける力を持っています。でも、誰かのせいにした時、周りの何かのせいにした時、その力を自分自身で放棄してしまいます。
上手くいかない時は
うまくいかない出来事があれば、一体自分の中のどんな禁止が、この現実を生み出しているのだろうかと少し足をとめて考えてみてください。
もし禁止があればその禁止を認めて、受け入れて、許し、禁止がないのならば、そこにどんな才能があるのか探してみてください。
人生に、無駄なことなど何一つありません。あなたの今の経験が、きっとこの先、誰かの助けになる日が必ずきます。誰もが幸せになれると、私は信じています。
あなたと、そしてあなたの家族や周りの方に一日でも早く、心穏やかな幸せな日々が訪れることを、心よりお祈り致します。
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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