幸せの定義とは? 不登校・ひきこもりを解決するために
「子供に幸せになってほしい」それは、多くのご両親が抱いている、共通の想いです。
その想いゆえに、子供に良かれと思っていろいろと心を砕き「こうしなさい」とか「こっちの方が、あなたの言っていることよりいい」などついつい、言ってしまいます。
しかし、実際には、これだけ時代の流れが早い中では、ご両親の時代には正しいと思われていたものでも今はかえって、それが大切な子供の心を苦しめるものになりかねません。就職問題なのでは、特に顕著に現れていますよね
「幸せとは、何か」
この問いかけに対して、こうすれば良いですよっという特効薬のようなものはないです。この問いかけの難しさは、答えが一意に決まらないということだと思います。
何が一意に決まらないかと言うと、人によって異なることそして同じ人でも、時間がたてば、変わることが多いからです。
そのくらい、可変的な幸せの定義なのに私達は、心のどこかで誰かをみては「あの人はいいな」とか「あの人は幸せそう」、「あの人はうまくいっている」など勝手に思い込み、判断をしてしまいます。
そう思う人に、思ったことを伝えてみると実際には、その人にはその人で、悩みを抱えていたりそう見られていることに驚かれる人もいらっしゃいます。
人によって、幸せとは何かは違っている、だから、親の思う幸せを子供に押し付けるのは間違っていると言えます。子供と言えでも、1人の個として存在しているのです。
しかし、かと言って、親の方が、見えている視野が広かったり、経験によって知っていることが多かったりして
実際には、親の主張の方が、合っていることも多いです。
正しい道が最善の人生なのか?
ここで考えみてほしいことは、「”正しい道を歩ませることが、その子にとっての最善の人生なのだろうか」ということです。
確かに、親の言うことを聞き、大きな失敗もなく、他の人から見たら成功している人生を歩いている人がいます。でも、その人の心のうちは、どうでしょうか。
自分がないと感じていたり、自信をもてなかったり、大人になってからやりたいことを取り上げられて、親に対して恨みつらみを実は持っていたなどというのはよくある話です。
失敗して、傷ついた経験があるからこそ、その人からにじみ出る深みがある。人の痛みが分かる。そうではないのでしょうか。
心の傷も失敗も、それは真剣に生きてきたことの証拠です。幸せとは、外に答えを求めるのではなく、一人ひとりが、自分の人生から見出していくものです。だから、人生の経験が増えれば、自然と変わっていくものなのです。
何も浮かばないときは
何も浮かばない時は、幸せそうだなと思う人に話しかけていろいろと話を聞かせてもらったり、憧れる人についていろいろと調べてみて、真似てみてもいいでしょう。
そうすることで、人としての幅が広がったり、今までは見えてこなかったことに気付いたりなど、変化や成長があると思います。
そんな状況では無いときは
もし、今、そんなことすら考えられないのなら、命があることに、感謝しましょう。どんな形であれ、今、生きているということそれは、何者にも変えられない、輝いた宝物なのです。
この平和な日本だからこそできる不登校や、ひきこもり。
ある側面からみたら、問題と思えるかもしれません。でも、別の見方をして発展途上国のことを思えばそうできるだけの豊かさがあり、悩むことができるのは恵まれていることなのです。
今、持っているものを、ディスカウントし始めたとき、人は心の上でどんどん貧しくなっていきます。
今持っているもの、できることをどれだけ当たり前ではなく、自覚し感謝の気持ちを持つことができるかで、その人の、心の豊かさは、変わるものです。それが、幸せ上手の秘訣だとも言えるでしょう。
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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