不登校になったらどうする?克服のために親がするべき事

不登校の子供にしてはいけないこと

子供にしてはいけない事・不登校

不登校になった場合に、実際に親がしていいこと、してはいけないことを考えていきたいと思います。

 

登校を強要すると・・・

まず、してはいけないこととして、「登校を強要」してはいけないということです。

 

特に年齢が幼ければ、力づくでということも、不可能ではないと思います。こうすることで、一時的に、子どもは登校するかもしれません。

 

ただし、問題が結局は再発し、そして、再発した時にはもっと状況は困難になっているケースがほとんどです。

 

幼い年齢であれば、親としては、子どもへの教育責任などを強く感じると思います。しかし、それは、親が勝手に背負い込んでしまった想いです。

 

責任とは、一体誰が決めて、両親に押し付けたのでしょうか?

 

自分たちの親(祖父母)や、親戚からは、非難されるかもしれません。しかし、そんな声にも負けず、子どもを尊重する姿に、子ども自身は、ようやく、大事にされている、自分をみてくれているんだと、安心することができるのです。

 

大切なことは、今、あなたの目の前にいる、何物にもかえがたい子どもの、一番の味方でいることです。

 

子供を大人として扱う

具体的にお勧めすることは、「子どもを1人の大人として扱う」ことです。

 

想いは、伝えてあげてもいいと思います。

 

紙に書いてもいいし、体のこと、学校のこと、勉強のこと、友達のこと、心配しているという気持ちをそこに書いてもいいのですが、最後に、いつも持っていてほしい想いは、自分たちの心配はあるけれど、「自分(子ども)のしたいようにしてもいいんだよ」という、尊重を忘れないでください。

 

その子が、自分の足で立って、歩くときまで、待つことが必要なのです。

 

次回は、この待つ間に、親ができることについて、触れていきたいと思います。⇒不登校の子供に親としてできる事

 

すごく、すごく、気が遠くなるように思えることかもしれませんが、最終的には、それが、一番近道なんです。ここで書いていることはある種のガイドラインとして参考にしてもらえればと思いますが全てではありません。それは、書籍でも、医者でも、カウンセラーでも、何でも同じことです。

 

子どもによって、

  • 心に抱えている思いや悩み、
  • 傷や苦しみ、葛藤、
  • そして、性格的な傾向など

個々に違います。

 

思い込みを一旦捨てる

大切なことは、分かっているという思い込みを一旦捨てて「自分たちは今、目の前にいるこの子について何も分かってはいない。」

 

だから、今からこの子について知ろうという気持ちを持って、悩みながら模索をしていくということなのです。

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