子供に対して愛のある接し方とは?
愛とは何か・・・。多くの人が一度は考えたことがあるテーマを取り上げてみました。
愛というものは形がないから、その定義も難しければ、手にして確認することもできないものです。だから、人によって愛とは何かが全く異なっていて、それによって、関係がうまくいかなくなることもよくある話です。
愛を理解するための6つの事柄
ついやってしまう”愛の確認”
多くの人が行ってしまうこととして、「どれほど、自分を愛してくれているのだろうか」と愛を確認しようとします。確認を繰り返している間は、何度確認できても、その一瞬は心が満たされても、また不安になって確認を必要としてしまいます。
ということは、それは本来のあり方とは違うようです。
また、愛を伝えようとするときにも「こんなにあなたのことを思っているのに」という声をよく聞きますが、これも本当に愛なのか、疑問が残ります。愛とは目でみることも、手で触ることもできないので、感じることしかないのだと思います。
愛を感じる感性は教えてはくれない
しかし、多くの人がこの愛を感じるという感性が失われつつあります。愛を感じられないのは、あなたの中にある愛を感じられていないからなのです。
誰もが、心の中に愛を持っています。でも、今の教育では誰もこの愛を感じるようにとは教えくれません。だから、私達は外側に愛をもらおうと、求めてしまうのです。本来は外からもらわなくても、もう既に、愛があるのです。
自分を愛する
最初はとまどうかもしれませんが、自分のことを愛することから、始めてみませんか?
どうしても自分以外の他者では愛以外の心配や独占欲や期待などが入り混じってしまい、最初はよく分からなくなってしまうからです。まずは、自分を愛することから始めて、そして自分の中にある愛の泉に辿りつけたときに、周りの人達からの愛に気付けるはずです。
自分の中に感じられる愛の量しか、周りの人達の愛を感じることはできません。
それは、自分が傷ついて初めて、周りの人の痛みが見えてくることと同じです。
難しくても、少しずつ
自分を愛することは難しいと感じるかもしれませんが、できることからでいいんです。
例えば、お風呂に入っているときに自分の体を「今日も一日、ご苦労様。ありがとう」という気持ちで、できたら声に出して洗ってあげてください。きっと、そんなこと考えずに、ただごしごしと体を洗っていたと思います。
身に付けているもの、履いているもの、それらにいつもありがとうと声をかけて、手入れをしてあげたり。いろいろとやりやすいことを考えて、是非、毎日の生活の中に取り入れていってもらえればと思います。
愛とは自由なもの
愛とは本来、自由なもののはずで、何物も縛りません。それはあなたの心も、相手のことも、縛らないのです。もし、何か苦しいと感じるとき、それは、愛ではないと思ってください。
そして、その苦しい気持ちを大事に思い、その思いの元となっている感情を感じてあげてください。
それは、寂しかったからですか?分かってほしかったからですか?見てほしかったからですか?聞いてほしかったからですか?気付いてほしかったからですか?かまってほしかったからですか?頼ってほしかったからですか?何かしてほしかったからですか?
そして、その元となった思いは、あなたがどれだけ他人を思えるのかという才能を教えてくれています。
寂しかったのであれば、あなたは人の寂しさを感じ取り、そっとその人の心を包み込める温かさを持った人です。聞いてほしかったのであれば、あなたは誰よりも、人の話を聞いてあげるのが上手な人です。愛してほしかったのであれば、あなたは誰よりも人を深く愛することができる人なのです。
子供をあるがまま受け入れ、見守る
あなたも、お子さんも、そしてあなたの周りにいる人たちのことも、何も縛らず、自由でいて、それでいて心が満たされ、その人本来の生き方ができるのが愛ある関係です。
常に相手のことをあるがままに見ながら、時には一緒に笑って泣いて、必要な時には厳しい言葉も口にしながら、見守り続けてみるという接し方はどうでしょうか。
さて、子どもへの接し方としてもう一つお話ししたい事があります。それは「子供への期待」です。「期待するのではなく、信頼する」とはどういうことか、考えていきましょう。⇒子供へ期待するのではなく信頼した方が良い理由
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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