登校刺激【何かを創る】

登校刺激/作る

現代は、ゲームやパソコンが普及したおかげで便利になった分、創作活動的なものが少し減ったようにも思います。

 

昔は、ゲームやパソコンがなかったので、外でしか遊ぶことができなくて、砂場で絵を描いたり、お団子屋さんとかしたり、なわとび一つで、いろんな遊びをしたものもです。

 

物騒な事件が起きたり、紫外線の問題などから、あまり外遊びができる機会も減っているかと思いますので、今回は、何かしら、今の生活スタイルにあった形での創作活動、創作遊びができないかなっというのを一緒に考えていきたいと思います。

 

創作活動で何かに気づくこともある

昔、芸術家の道を進んだ先輩からは、「ピカソの絵をみると、すごい創作エネルギーをもらえるんだ」と聞かせてもらったことがあります。

 

創作とは、何かしらのエネルギーをそこに注ぎ込むことができます。それは、言葉にならないものなど、本当にいろんなものを、注ぎ込み、表現することを許されている世界です。

 

心の中にある、もやもやしたものがうまく言葉にできないときなど、例えば、画用紙に好きなクレヨンを持って、心の赴くままに描くということも、一つのセルフカウンセリングとしてあるくらいです。

 

何かしらの形を通して、子どもの心の中にあるものを表現していくことで、子ども自身心が楽になったり、創作することによって元気になっていくこともあります。

 

例えば、描くこと、創ること。絵を描いてもいいし、何かを創ってもいい。木で組み立てても、布を縫ったりしてもいい。

 

スタジオジブリの「耳をすませば」では、主人公の女の子が、小説を書くために授業なんてそっちのけで高校にも進まないと言い始めます。

 

実際に小説を書き上げて、彼女は友達になったおじいちゃんにそれを見せて、そのおじいちゃんは、よくがんばって書いたねとほめてくれました。

 

でも彼女は、書きたいことがうまく書ききれなくて、今のままじゃ駄目なんだって気付いたと、泣きながらおじいちゃんに心の内を話し、そして、自分が思うだけものを書けるようになるために、高校に進学することを決意する旨を話しました。

 

 

何か創作活動を通して、子ども自身、気付くものに出会える可能性もあるのです。

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