不登校の子に言うべきでない言葉、親の口癖
不登校のお子さんに言うべきでない言葉、つい言ってしまいがちな親の口癖をまとめました。
ここにある言葉、口癖がふと頭に浮かんだら、
一呼吸おいて、このサイトの事を思い出してください。
言葉の温かさ・冷たさ
言葉には必ず気持ち・感情が反映されます。どんなに冷静に振舞い、感情を見せまいと思って発した言葉にも温かさ、冷たさは奥に潜んでいます。
だからこそ、言葉は素敵であり、同時に危険なものでもあります。
お子さんがほんとに小さい赤ちゃんの頃、泣いたり笑ったりすればあなたや周りの大人は「悲しいね」「痛いね」「楽しいね」「気持ち良いね」と必ず共感してあげたはずです。
泣いてしまった赤ちゃんは、あなたが「どうしたら泣き止むかな?」「痛かったね、でもすぐに治るからね」と考えたり励ましてあげることによって、次第にこの「不快な状況」がどうしたら解決するのか?」ということや「時間がたてば平気になるんだ」という事を学んでいきます。
このように、あなたの「共感の言葉」によって子供は少しずつですが成長していくのです。
ですが、まだまだ子供のうちは感情のコントロールが出来ません。「どんなわがままが許されて」「どんなわがままは許されないのか」という線引きが出来ません。
そんな時に「強い言葉」で親にコントロールされたら、子供は混乱してしまうかも知れません。
もちろん、子供だって時間が経てば回復するでしょう。しかし、その回復がまだ十分でない間隔で子供に同じような言葉を浴びせれば、どんどん子供は自分の欲求よりもあなたの言葉に従うようになるでしょう。
このような子供は一見、「親の言うことを聞く素直な良い子」に見えてしまうので、有る程度子供が大きくならないと問題が見えてこないという事が起こります。
そして、子供が限界に達すると、親の言うことを全て否定し、「自分の欲求を解放しよう」という行動に出たり、自分の考え、行動に自信が持てず、迷い、ひきこもってしまったりするようになります。
是非、この文章を読んでくださったあなたは、不登校などで子供があなたの期待通りにならなかったときでも、落ち着いて、穏やかな言葉で気持ちを伝えるように心がけて下さい。
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