仕事、社会との付き合い方
子供さんが、引きこもり、不登校の場合、気になるのが、
- 学校に行かせたほうがいいのだろうか?
- 就職して社会に復帰させるにはどうしたらいいのだろうか?
ということがあると思います。どうしたらいいのだろうか?というより
本人に行こうという意思が芽生えたり、本人に合う場所があれば、復帰は可能だと思います。
ここで、より問題にしたいのは、そもそも、どうしてそんなに学校や社会に復帰させなければという思いにかられるかです。
そうするのが、当たり前だからですか?
一般的には正しいけど・・・
一般的に言われていることは、確かに、指針のひとつにはなるかと思いますが、だからと言って、それだけが、唯一つの答えではありません。
ゲームをする感覚で、学校に行かなくてもいいじゃないか、就職もしなくていいじゃないかと、試しに一緒に考えてみませんか?
・・・・・・。
しないと困る事は何か?向き合う。
Q1.学校に行かなくて困ることは何でしょうか?
基礎的な学力が身につかないから
でも、それは、自宅で、自分のペースで勉強をすることはできますよね。
他には、お友達ができないから。
これも、自分の好きなことを見つけたときに、親友を作ってもいいのではないでしょうか。
学校時代のお友達で、今でも連絡を取り合う、本当の親友はあなたは何人いますか?
そう多くはいないはずです。
Q2.就職しなくて困ることは何でしょうか?
生活のためのお金が必要だから。
確かにそのとおりです。生きていくためには、衣食住にお金はかかります。しかし、別に企業に就職という形でなくてもいいですよね。
お金を稼ぐということは、(詐欺などを除いて)いろんな形があります。発明家もいいですし、起業家でもいいですし、時代を先読みして、海外で就職して、日本より、賃金は低くても、向こうで豊かな生活を送ることができるかもしれません。
それでも、不安がぬぐえない場合は、ちょっと想像してみてほしいのですが、
「学校行かない、就職していない、でも、年収1億で親孝行者」
だったら、どうでしょうか?
きっと、周りの人は「いいなー」こそ言われても、「学校に行かせなかったなんて!」と非難する人は、いないでしょう。もしいたとしても、ただの嫉妬だと思います。
むしろ、天才を育てる新たな子育て方法として、脚光をあびるかもしれないです。
以上はあくまで可能性の話です。でも、少し選択肢が狭くありませんか?
もちろん、上で述べた事は可能性のお話ではありますが、ここで気付いてもらいたいのは、今、正しいと思われているものがかえって、苦しくなる原因になっていないか?考えてみてほしいのです。
いろんな選択肢が目の前にある時、気持ちに余裕が生まれます。
もしかしたら、家がすごく居心地がいいのかもしれないです。
学校教育の目的
今の学校教育は、戦後の高度成長期に向けて、作られたものだと言っても言い過ぎではないと思います。
だからこそ、日本は、高度経済成長をとげ、敗戦国にも関わらず、世界の中で、豊かで、平和で、一目をおかれる存在へと大きく変化することができました。今の高齢者の方々のおかげと言ってもいいかもしれません。
しかし今は、その経済成長率は伸び悩み、大企業ですら、リストラをしないといけない問題に直面したり、福利厚生を削っていかなければ、会社を維持できなかったりしています。
今ある教育システムや、社会システムに、子供にあてはめるという選択肢だけではなく、
今目の前にいる子供に、一体どんな才能が眠っていて、どんなことが可能なんだろうかを見つめて、そして子供と一緒に歩きながら、どうしていくかを考えてみるのは、どうでしょうか。
子供のサインと向き合う。
どうしても、親という責任感から、これから先のことを考え、心配になり、学校のこと、仕事のこと・・・不安な気持ちは、膨らむと思います。
しかし、せっかく、子供がサインを挙げてくれているチャンスです。
もしこの機会を逃したら、あなたの子供は、一生自分の好きなことは何かが分からないまま、人生を終えてしまうかもしれません。
多くの大人が、ふっと考えると、自分のやりたいことや、好きなことが分からないのは・・・
やりたいことをやるより、やった方が良いと思うこと、やらなきゃいけないと思ってる事をやってきて、そのうち自分の心が分からなくなってしまったんです。
良い子だからこそ、親の期待に応えようとしていたからこそ、起こることなんです。
子供は、生まれながらにして誰一人同じ存在は無く、宝物であり、天才です。不安な気持ちに負けないで、子供と一緒に歩いていきましょう。
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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