学校や病院とどう付き合えばいいのか?
いじめなどを原因として、不登校やひきこもりに陥ってしまった子供さんに関して、学校や病院とは、どう付き合っていけば、悩むところだと思います。
これに関しては、これが正解ですというお答えはありません。
答えは一つではない。
学校と一言で言っても、地域によっても大きくことなりますし、先生によっても、学年によっても、異なってきます。そして同じクラスの人にも、左右されます。
病院も同じことが言えるでしょう。
ここで言えることは、「何か1つの、正しい答え(場所)がどこかにある」と、考えないことです。
そうではなくて、相性が良い病院を探そうとか、合わなかったら、変えればいいんだくらいの楽に構えておくことが、大切です。
変わりつつある環境
学校や病院も、今はいろんな流れに巻き込まれながら、変わりつつあります。だから、先生が言ったこと(診断)も、別の病院では、異なることもあります。
人が違えば、お子さんの行動に対しての解釈も異なってきます。
子供さんが話してくれたことも、全てが本当かどうかは、分かりません。隠していることがあるかもしれませんし、嘘をついている場合もあるでしょう。
だから、聞き方・話し方などの「子どもとの接し方」も大切になってきます。
そのコミュニケーションがとれることによって、本当に相手と、情報や考えなどを交換することで、状況は、変わってくるからです。
一つに執着せず、試行錯誤が必要
病院や学校とは、つかず離れず、1つの情報だけに、固執するのではなく、必要があれば、いろいろと行ったり、変えてみたりするのが良いと思います。
学校に通えなかった偉人達
さらに、もう少し、違った視点のお話をしてみたいと思うので、エジソンの話を、ご紹介したいと思います。
エジソンは、今でこそ、有名でそして偉大な発明家でもあるのですが、子供の頃は、「なぜなんだろう」という疑問を強くもち、学校の授業を阻害することがしばしばあったそうです。
そのため学校から見放され、エジソンの母が家で丁寧に勉強を教えていたと言われています。
親が理解してあげる事
通常であれば、学校に適応することを教師からも親からも求められるのですが、エジソンの場合は母親だけがよき理解者になってくれたのです。
この経験は大きく、もし無理やりに学校に通わせていたとしたら、有名な発明家「エジソン」は、誕生していなかったっと言ってもいいと思います。
さらに、別の人を例にあげると、実は、起業して成功している人の中には、学校を中退している人が多くいます。かの有名な、マイクロソフトのビル・ゲイツも、その1人です。
学校の卒業だけが正解ではない
これは、学校に通う必要はないとお伝えしたいわけではありません。
学校という場所で培われる社会性などもあるでしょう。出会いもあるでしょう。
ただ、学校に通い、卒業することだけが、唯一絶対的な正解ではないっということを、理解してもらいたくてお伝えしました。
一般的には、学校に通い、卒業し、就職をすることが正しいとされ、そうではない人は、否定的に見られることが多かったり、もしかしたら、ご両親の育て方を責める人もいるかもしれません。
でもそうではなくて、そこにもし意味や、もしかしたら才能が眠っているとするならば・・・
子どもの機会を奪う事になるかもしれない
無理やりに、「こうあるべき」を子供にさせて、機会を奪ってしまうかもしれないというのは、もったいないと思いませんか?
人生に無駄なことなど、一つもないんです。
「こうあるべき」という固定化された考え方から一歩退いて、意味や、隠されている才能を見つけてみるというのは、いかがですか?
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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