不登校・ひきもり問題から見えてくる子供の才能とは?
以前に、エジソンのお話をしたのを覚えていますでしょうか。彼は、学校に見放されたことによって、新たな才能を開花させていったわけですが
問題を抱えたからこそ見えてくるもの
実は、問題の裏には才能があります。
エジソンと同じように、発明家になるのかどうかは分かりませんが、実は問題というのは、才能がここに眠っているよっというサインの一つなんです。
不登校であれば、もしかしたら、誰よりも生徒に寄り添い、生徒の視点にたった指導ができ、多くの生徒から慕われる先生になるかもしれません。
不登校という経験をし、通信制の学校に通ったことのある人だからこそ、そのよさなどを伝えたいという人に出会ったこともあります。様々な心身症状を経験したのを活かして、カウンセラーとして活躍している人もいます。
引きこもっているからこそ、見えてくる世界や、繋がりがあるかもしれません。
子供の頃のけがによって、半身不随になり、生きることに希望を見いだせなくて、でもその後、インターネットの世界に出会い何億という年収を稼ぎながら、自己実現している人もいます。
一見、問題のように見えることでも、長い目でみてみると、その人を創るとても大事な出来事だったということがよくあります。それでは、どうすれば、その才能に気付くことができるのでしょうか。
才能を見つけるには?
原因を探る
まずは、何が原因で、不登校や引きこもりになったのか、そこに、ヒントが隠されています。
例えばそれが、勉強に苦しんだのか、それとも人間関係に苦しんだのかなど、いろいろありますよね。
苦しんで悩んだからこそ、今までにない新たな発見や、新しく創っていくことができます。
興味のあること
次のヒントは、今は何に興味をもっているかです。例えば、ドラクエなどのゲームかもしれません。
そうすると、もしかしたら、ゲーム会社でゲームを生み出していくことに楽しみを見出すかもしれません。
ドラクエも、ずっと長いこと続けられるのであれば、ある種、忍耐力や継続力を高めることにも繋げることができるでしょう。
それに、攻略法を見つけて、インターネットに掲載し、それを元に、お金を稼ぐシステムを作っている人もいるくらいです。「ゲームなんて・・・」と思うのは、勿体無いことです。
一緒に料理を作っていて、料理の楽しさに目覚めて、料理研究家になることだってできるかもしれません。
落ち込んでいた自分を元気付けてくれるものに出会い、その道のプロとして、第一線で活躍した時、、、過去を振り返って、「あの出来事(引きこもりなど)があったからこそ、今の自分があるんです」と、インタビューで答えているかもしれません。
これは、時間がかかる場合もありますし、本人が認めたくない場合もあります。ですので、時間をかけて、ゆっくり気長に取り組んでもらえればと思います。
場所、環境を変えてみる
子供さんの状態によっては、いろんなところに、連れて行ってあげることが刺激になる場合もあるでしょう。しかし、あくまで主体は、子供本人であること。
ここで、親の期待や、焦る気持ちが前に出てしまっては、せっかく今まで取り組んできたことが、全て水の泡になってしまいます。
イメージとしては、犬の散歩につきあうという感覚に近いかもしれません。子供の行きたいところに、ついていく感じで、決して、綱をぐいぐい引っ張ってはいけません。
本屋や、図書館も、たくさんの分野があって、好きなものに出会えるかもしれません。
今は、セミナー講師として活躍しながら、昔、哲学書との出会いが大きな影響を自分に与えてくれて、それがないと生きていけないというくらいの本に出会った人もいるくらいです。
どんな才能が眠っているのか、わくわくしながら、温かく見守っていただければと思います。
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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