不登校カウンセラー：田中シズミ
氏名：田中シズミ
運営ブログ：子どもの不登校でお悩みのアラフォーママ支援カウンセラー 田中 シズミ（アメブロ）
自己紹介とメッセージ
お子様の不登校問題に悩むアラフォーママ支援カウンセラーの田中シズミです。
精神科他17年間の看護師としてのキャリアと、延べ約900名の大学生一 人ひとりに指導する看護基礎教育に10年携わってきました。私自身、息子の中学不登校～家庭内暴力、引きこもりで大変悩んだ経験を持っています。
息子の不登校の過去
12年前の私は人生どん底の生活でした。毎日、悲しくて悲しくて涙が出て止まりませんでした。一生分の涙を流したのではないかというくらい泣いていました。
息子が中学1年生の夏休み前に突然不登校におちいり、学校に行けなくなりました。
- 全く予測していなかったことに、なぜ、うちの子が？との疑問。
- 息子がこのようになったのは一体誰のせい？
- 私が私学の中学受験を勧めたせい？
- 子どもの頃の父親とのふれあいの時間が少なかったせい？
- 育て方が悪かった？
初めての体験に戸惑い、途方に暮れていました。藁をもつかむ思いで相談所を訪ねても未来に希望は見いだせず、自分自身にも自信が持てず、身も心もボロボロでした。
どんどん荒れて行く息子…
最初は反抗的な言葉や態度で、いつもイライラしていました。次第に家の中の物に当たるようになり、いつしか攻撃対象は母親である私となりました。息子の顔色をうかがいビクビクしながら対応するようになり、息子のイライラは募るばかり…。
ひきこもり・ゲーム・昼夜逆転
息子は次第に部屋にこもり、ブラインドを閉めきり、外に出られなくなりました。
トイレと時々お腹が空いたとき以外は部屋で寝ているか、ネットゲームをしているかの生活。その他のことはまったくせず、生きる気力を失っていました。昼夜逆転の生活となり、家族とも顔を合わすことが少なくなりました。
時々、顔を合わしたときには自分の愛する息子から「キモイ！」「死ね！」…などの暴言や暴力的な態度をとられる辛さ…体験した人でないとわからないと思います。
何とかしてあげたい、何とかしなければ…と親だけが焦り、空回り状態。
公的機関に頼ってみたけど・・・
行政の不登校カウンセリングを受けるのも、思春期外来に相談に行くのも本人は家から出られないため親のみ。
カウンセリングを受けても一般的なアドバイスをいただくことが中心で、息子の状態はなかなか改善せず、家族皆の心はズタズタ…のどん底の生活が続きました。
不登校に対する私の考え方
不登校のお子さんがご家庭にいる場合、その子一人の問題ではありません。そのお子さんだけに働きかけても不登校は改善しない場合がほとんどです。不登校のお子さんを取り巻く家族の皆さんが癒しを求めています。
そんな中で、不登校になったお子さんが一番辛い思いをされていますが、お母さんもとても辛い立場にあります。それなのに、お母さんをサポートする受け入れ先が少ないのが現状です。
お子さんを不登校から解放するにはお子さん本人だけでなく、家庭の日常生活の中で中心となっているお母さんの状態がとても重要です。お母さんが悩みから解放され幸せで安定した状態であってこそ、お子さんを脱不登校へと導くことができます。
親が変わるとは？
「親が変われば子どもが変わる」と当時よく耳にしましたが、「私のどこを変えればいいの？」と自分が変わる必要があるということに全く気が付きませんでした。しかし、我が子が不登校を克服して社会人として歩んでいる今、その言葉の意味がわかります。
幸い、息子は生活環境を変えることで不登校を克服していくことができました。高校進学、大学進学、そして社会人へと成長しました。親の私も成長できました。
不登校は登校できればそれで問題解決…という単純なものではありません。高校や大学に行っていても、「いつあのどん底だった生活に戻ってしまうのではないか？」という恐怖が家族の頭の中に常にありました。
長い年月をかけて今は家族の団結も強まり、長く縛られていたトラウマから解放されました。
人生における経験には無駄なものはありません。家族皆が、息子の不登校を通しての経験を「あの時の辛い経験は家族が成長し絆を強め、今の幸せを築くために必要なものだった」と受け入れることができるようになりました。
私がカウンセラーをする理由
いま私はこれまでの人生で一番幸せを感じています。時間をかけてトラウマを克服していきましたが、幸せになるための方法を知っていたらもっと早くに人生を楽しめたかもしれません。
私が苦しんでいるときに、母親をサポートしてくれる相談窓口があったなら、苦しみは半減していたかもしれません。私のように時間をかけて幸せになれる人はまだ救われていると思いますが、解決の糸口をまったく見いだせないで苦しんでおられる人がいることも事実です。
私たち女性のライフステージの変化は短いスパンで訪れます。そんなお母さんの人生を辛い思いだけでなく、いつも幸せに過ごすには…
すでにその問題を解決している人にガイドをしてもらって、幸せの方向へと導いてもらうことをお勧めします。
日本の不登校の子どもの数は12万人を超えています。子どもの不登校で悩んでおられるお母さんの数も同じくらいかもしれません。
昔の辛かった経験を自分だけのものではなく、子どもの不登校問題で苦しむお母さま方のために役立て、生きづらさを感じておられるお母さんが希望と自信を持ってご自分の人生を生きられるようにサポートしていきたいと考え、この仕事に取り組んでいます。
お母さんは家族の太陽です！
お子さんがいま輝きを失っているとしても、 お母さんはより輝いてご家族を導いてください。 あなたの幸せパワーがきっと伝わるはず。
あなたは一人ではありません。
明けない夜はありません。
必ず朝が来ます。
All is well.すべては良し。
ストレスを抱えて悩んでおられるアラフォーママを真心込めてサポートします。
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