理想的な人間関係とその築き方とは?
不登校や、引きこもっている時、肉体的に引きこもっているだけではなく、精神的にも、心の内を話せる人がいない場合が、ほとんどです。
本当に心の内を話せる人がいれば、人生は全く変わったものになります。
あなたには、そういう人はいますか?
多くの人は、それなりの友達はいても、どんな自分でも、変わらず愛してくれるという友達に出会うことは少ないです。
正確に言うと、それくらい関係を築くことがとても困難です。
人間関係が築けない原因は?あなたが悪い?
それは、あなたが悪いわけでもなんでもないです。誰も教えてくれなかったことだからなんです。
昔は、家という単位が、厳格にあったため、そんなことを考える必要がありませんでした。
どんどん、核家族が増えていき家族のあり方が多様化し昔よりも、随分いろんなことが自由に選べるようになりました。
仕事のチャンスも増え、長い時間開店しているお店が増えて、自由が増えていきました。
そのため、自分と、周りの人と、どう付き合っていくのかという問題に正面から向き合う必要がでてきたんです。
家族間での人間関係
人との関係は、家族間にも当てはまることです。
昔のような縛りがない分、お互いの信頼関係や絆の深さによってでしか家庭というものの維持が難しくなってきています。
もちろん経済的な理由はあるかもしれませんが、昔に比べると、離婚ということも、随分しやすいという自由さが増えつつあります。
それでは、本当に心の内を全て話せる人間関係を築くにはどうしたらいいでしょうか。
良い人間関係を築くために必要な2つの事とは?
1、自分の価値観を棚上げする
一朝一夕ではできませんが、自分の価値判断を、一旦棚上げすることが大事になってきます。
このお話は、「子供の話の聞き方」の時にも、触れたのですが、覚えていただけてますでしょうか。
無意識に価値判断を下してしまう
人は、目の前にいる人と、会話をしながら、同時に、自分の中で、価値判断をくだしてしまいます。
それは、価値判断に意識がそれている間、相手を見てはいないんです。
相手から目がそれている間に、あなたの中では、相手のイメージがどんどん作られていきます。
このイメージや価値判断だけが、あなたの意識の中に残って、どんどん目の前の相手と、あなたのイメージとの間にギャップが生じてきます。
そして、何となく、そういうものは、相手に伝わります。
そうすると、「何かあの人には話しづらくて・・・」っと思われてしまい、相手は、あなたに本当の心のうちを、打ち明けづらくなります。
この関係では、あなたも、心の内を打ち明けづらいということになります。
人間関係は”鏡”
人間関係は、お互いに鏡であり、共鳴しあいます。
まずは、自分の心を打ち明けられる関係というのは、相手が、自分に打ち明けられるということも必要なんです。
まずは、相手をしっかり見てあげることが大事で、そのためには、一度価値判断を棚上げにする必要があります。
2、自分の全てを肯定してしまう。
そして、もう一つポイントは
まずは、自分の良いところも、悪いところも含めて、全部が自分で、その全部の自分でいいんだって思える練習をしてもらえたらと思います。
そうすることで、相手のことも、良い面も、そうではない面も見えたとしても、嫌な気持ちにはなりづらく、逆に、いろんな面が見えることに、興味をもつことができます。
興味をもってもらっているというのは、とても嬉しいことなんです。
愛の反対は、嫌いや憎しみではなく、無視なんです。つまり、興味をもってもらうというのは、愛が相手に伝わっていることでもあります。
是非、家族の中でも、友達との間にも、愛ある人間関係を築いていきましょう。
不登校解決への近道を知るには
不登校解決への近道は、「子供に寄り添い、話を聞いてあげる事」です。
たったこれだけの事で効果はきちんと現れます。
あなたは「私はちゃんと子供の話を聞いている!」
と思うかもしれません。
でも本当に出来ていますか?
「子供の話を聞いてあげる、そして親子で一緒に答えを出す」
という方法で多くの親子が不登校の問題を解決している事例があります。
参考にして下さい。
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